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作者:クレイバンの人、通称クレイさん
投稿日時:2005/06/26(日) 03:28:05
備考:レンナル帝国幹部ナイメスの最期



泣き叫ぶナイメスに覆いかぶさっていたクレイバンのスーツが、
細かい粒子状になったかと思うと消えていく。赤崎がスーツの『炎結』を解いたのだ。
解放されたナイメスは赤崎から少しでも距離をとろうと四つんばいになって這いずる。
彼女の背中は『鎧』を留めるベルトが斜めに交差しているだけで、白くきめ細やかな肌があらわになっている。
そして、大事な部分だけを『Tバック』で隠したたっぷり量感のあるお尻が
ナイメスが動くたびに小刻みに左右に揺れる。
彼女は必死に逃げようとしているのだ。もちろん、それは全く意味のない行為で、
しかも、もし他人がこの光景だけをみれば……赤崎を誘っているかのようにしかみえない。
「ヒィヒィヒィィィィィッ」
醜態をさらすナイメスに赤崎はゆっくりと歩み寄り、そのお尻に軽く蹴りを入れる。
「ハァァアンッ」
体勢を崩して無様につぶされるナイメス。
「情けないな、ナイメス!もう覚悟を決めろ!!」
ナイフをジーンズにさしこみ、空いた左手で背中を押さえる。
そして残った右手を………ナイメスの秘所へと持っていく。『Tバック』ごしに二本の指がなぞる。
「ヒィヤァッ!!」
「さっき、オナニーしていたからか?濡れたままじゃないか。
 挿れるのが難しいかと思ったが、これなら少しイジれば大丈夫そうだ。」
セックスという男女の性の営み。快楽をもたらすその行為を赤崎はまるで興奮など何もないかのように、
ただ淡々と濡れているという事実をナイメスに告げる。
「イヤァ。イヤです。それだけは、それだけは許してくださいな。お願いです、クレイバンッ」
無駄とわかりつつももう一度頼みこむナイメス。
「そんなこと聞けるわけないだろう。さっさとヤらせてもらう。いや、その前に……
 動くなよ。動けば背中が滅茶苦茶になるだけだがな。」
赤崎がレーザーナイフをとりだし、スイッチを入れるとブゥンという音ともにナイフ状のレーザーが出る。
なんとか、もがれようとジタバタしていたナイメスもその音を聞いて静かになる。
ブツッブツッ。『鎧』を留めていたベルトがちぎれとぶ。
これで彼女が身につけているものは『Tバック』だけとなった。
赤崎はうつ伏せになっていたナイメスを後ろから抱き起こす。
『鎧』に隠れていた爆乳が、そして可愛らしい臍が露わになる。
もちろん、赤崎には臍はみえなかったが、
垂れずにその存在を主張する乳房だけでは後ろからでも視ることができた。
「ヒィイイ、やめてぇっ、やめてぇっ!ハァァンッ」
嘆願が喘ぎ声にかわる。
ナイフを再び腰にしまいこみ、空いた両手でナイメスの乳房を鷲掴みにしたのだった。
男のゴワついた手に触られるのは初めてで、加えてそれが憎いクレイバンともなると相当の嫌悪感があったが、
あまりに感じやすい胸の持ち主であるために、それでも感じてしまっていた。
赤崎もその大きさ、そして何よりもその柔らかさに圧倒されていた。
彼の大きな手でも収まりきらない乳房は、吸い付くようなきめ細やかな肌触りを持ち、
揉むたびに変幻自在に形を変えていく。今までに赤崎が経験した誰よりもいやらしい乳であった。
「ヒィインッ、ハァアン、やめてぇ、やめンンッイヒィン、ハァァンァイィィィッ!!。」
鼻にかかったいやらしく乱れた声が部屋全体に響き渡る。
両腕が自由なので揉みしだくクレイバンの手に肘でも落とせば、この状況から抜け出せたかもしれないが、
感じすぎて、身体の力が抜けてどうにもならない。
赤崎はなおも乳を責めながら、指で桃色にツンとたった乳首を摘みひねる。
「ヒャァァァァァンッ!!」
いちだんと高い声で喘ぐナイメス。
全身性感帯のような彼女のなかでも、乳首は特に感じやすい部分である。
このままイってしまうかとも思うほどの快感が体内を駆け巡る。
赤崎も乳を揉む行為だけでペニスが爆発しそうに膨らんでいた。Gパンで押さえつけているために少し痛い。
左手はそのままに、右手をナイメスの股間へと持っていき、『Tバック』をずらし中に指をすべりこませる。
「アヒャアアァァッ」
膣内は汁で溢れもうジュクジュクであった。
「そろそろいいようだ。これから死ぬってのにこんなに濡らして快感に喘いでいるとはな」
「アハァッ。やめてぇ、イヤですイヤァ。やめてください。ヒキャッ!」
座り込んでいたナイメスの首に手刀をいれる。隙だらけだった彼女は対応できない。
痛みで苦しんでいる間に赤崎はカチャカチャとベルトの音を鳴らしながら、ジーンズとパンツを脱ぎ捨てた。
股間部分を露出させるだけで、ズボンがずり下がっていては非常時に思うように動けないからである。
痛みで動けないナイメスの目にそそり勃つ男根が飛び込んできた。
どうする、どうしたら、この状況を打破できる?このままでは挿れられ、最低の死を迎えてしまう。
狂いながらのたうちまわる自分を想像してナイメスは赤い滴を少し股間から漏らした。
とにかくイかせなければ。イかせれば最悪の事態は防げる。
「お願いがありますの。どうか聞いてください、クレイバン。」
首筋の痛みをこらえながら、必死に懇願する。
「ダメだ。」
赤崎は行為に及ぼうとナイメスの肩を押さえつけた。
「レンナル帝国には古くからの掟があります。女が男に完膚なきまでに負けた時には、
 『胸を持ってイかせ、精に支配されよ』と。だからお願いですクレイバン、
 殺されるのは構いません。ただこの掟も守れずに死ぬのは司令官としてのプライドが許しませんの。
 どうか胸であなたのソレを挟ませてくださいな。」
構わず、ナイメスは言わんとしていたことを全て話す。この『掟』は真実なのか。
いや、このナイメスの言葉は嘘八百であった。
大体、レンナル帝国が建国されて数百年、男などただの奴隷であり、
そんな愚かな男達に負けるなんてことはこの地球に来るまでは起こりえない事態だったのだ。
ただ、膣外で一度だけイかせるために考えた、ナイメスにとって最後の賭けであった。
パイズリさせろ。端的にいえばそういうことだろう。そんな掟があるのか、どうも怪しい。
しかし、もし罠だとしても一体、パイズリすることに何の意味があるのか。
赤崎はナイメスが何を考えているのかわからなかった。いや、わからなくて当然である。
地球人である赤崎には想像もつかない彼女の『思い込み』のなせるものだったのだから。
どちらにせよさっさと膣に突っ込んで射精してしまうのが上策であるのは間違いない。
しかし、と赤崎の心には迷いが生じる。司令室でのオナニーでナイメス自身が揉んでいた乳、
そしてついさっきまで揉みしだいた乳。目の前の妖しく誘う柔らかで大きな乳。
それに挟まれしごかれるということ。
何度殺しても飽き足らないほど憎い女であったが、赤崎も『戦士』である前に『男』であった。
「俺は3ミリ秒でクレイバンに『炎結』できる。何か少しでも変な動きをすれば……」
「ええ、ええ、わかっていますわ。もちろんそんな愚かなことは致しません。
 それでは承諾していただけますの?」
赤崎に最後まで言わせずに畳み掛けるように、言葉を重ねるナイメス。
その声には必死さと何か焦りのようなものがあった。
「ああ、何を考えているのか知らんが乗ってやる。」
「疑り深いですわね。フフ、けどありがとうございます。誠心誠意尽させてもらいますわ。」
なんとか、ナイメスの思惑通りに事が進んだものの、
男のピクつく醜怪なペニスを胸で挟むなどナイメスにとってはもちろん初めてのことである。
今までセックスといえばディルドーだったのだから挟むという行為自体、経験のないことであった。
しかし、彼女にとってはここが正念場。膝立ちの状態で、そぅっとクレイバンのそそり勃つモノを挟み込む。
彼女の胸が大きいため、ほとんど埋もれてしまったペニスに柔らかな肉の圧力がペニスにかかる。
「挟むだけでイかせられると思うのか?」
「フン、そんなわけありませんわ。もっと気持ちよくしてさしあげます」
そういうと円を描くようにゆっくりと両手で乳房を動かし始めた。
フニュフニュと卑猥に形を変えながら強烈な刺激をペニスに与えていく。
膣とはまた違った感触が赤崎を支配していく。
「ふん。なかなか巧いじゃないか」
「言いましたでしょう。これは完全なる敗北を与えられた者が誠意を持って勝利者に尽す行為です。
 気持ちよくなってもらわなければ、わたくしのプライドにかかわりますわ。」
嘘まみれの台詞である。実際にはナイメスの心は怒りで煮え繰り返っていた。
媚びた言葉を吐き、パイズリなんて屈辱的な行為をしなければならない自分に、
そして何よりもこんな状況に追い込んだクレイバンに!。
しかし、ここでイかせればまだ勝機はある。なんとかそう思い込むことで全てを投げ出したくなるのを我慢する。
「ハァンッ、フゥファァッフゥンッ!!」
ペニスという異物が中心にあったが、自身の乳を揉んでいることには変わりない。
そのためナイメスも感じてしまっていた。しかし、それ以上に赤崎は興奮していた。
「おい、イって欲しいんだろ?ならもっとだ。もっと早めろ」
「フフ、わかりました。」
フニュフニュフニュフニュフニュフニュッ、ゆっくりだった円運動が次第に早まり、
挟み込む両手の力も強くなっていく。
先ほどの数倍の刺激がペニスに伝わっていく。
「ハァアン、ハァハァハァフフ、早く早くイってしまいなさい。わたくしのお顔にたっぷりとかけてぇ」
赤崎はこらえきれなくなっていた。今までのセックスとは比べものにならなかった。
いくら敵、いや敵だからこそなのか。生きるか死ぬかの極限状態であったことが
赤崎に異常なほどの興奮を与えていた。
ナイメスのしごきは、円から高速の上下運動に変わっていた。耐え切れない!!
「クッ!」
ドピュッ、ピュッピュッ、ピュッピュッ!!
戦いに続く戦い、休まる暇もなかった赤崎にとって数ヶ月ぶりとなる射精である。
一度に出す量としては地球人にとってみれば相当の量がナイメスの顔にふりかかる。
白濁に顔中を汚されるナイメス。口からの摂取はガラム星人にも害がないため、
(もちろんドロッとした液体には抵抗があるが)その表情に恐怖は窺えない。
いや、むしろ何か「してやったり」といった表情をしている。
精液をかけられたことで再び恐慌状態に陥ることを想像していた赤崎は拍子抜けした以上に、
あらためてナイメスがさっきから何を企んでいるのかと訝しむ。
「何がおかしいんだ」
「ウフフ、何もありませんわ。それにしても地球人というのはザーメンの量が少ないんですのね。」
挑発ともとれる言葉だがナイメスにはそういった意図は何もなく、素直な感想である。
ただ、これは彼女が地球人の肉体構造に無知なことに起因していた。
「フン、だからどうした。さて、お前のリクエストには答えてやった。さあ挿れるぞ……」
その言葉に少し怒りを覚えながらペニスを柔かく大きな乳房から離す。
「待って、待ってくださいな。今挿れるのはダメですわ。舐めとりますからお願いお待ちになって。」
精液が赤崎の男根に付着していれば挿入されるだけで毒がまわり逝ってしまいかねない。
ナイメスは必死に懇願する。
「つまらない策だ。噛み切られることをわかっていてそんなこと誰がさせるか。」
「違いますわ。さっきあなたが言いましたでしょう。瞬間的にクレイバンに『炎結』できるって。
 それにそんな野暮なこと考えていませんわ。ただ、そのままで挿れられたら……お願いします。」
さっさと殺してしまうべきか。それともいくら敵としてとはいえ、一年もの間戦ってきた女に対して
最後くらい情けをかけてやるべきか。赤崎は迷ったが、望みどうりにさせてやることにした。
「そうだな、このままではすぐに逝ってしまうものな。いいだろう。
 ただ少しでも変な動きをしたら……わかっているだろうな」
そういうと両手でナイメスの側頭部をがっしりと掴む。
「舌だけだ。咥えようなんて思わなくていい。」
「フフ、わかりましたわ。」
ナイメスの赤く妖しい舌がのび、半勃ち状態の赤崎の亀頭をチロっと舐める。
「ック!!」
敏感な部分を舐められ、快感が駆け巡る。しかし情けない声を出すことは赤崎のプライドが許さなかった。
なおもナイメスはチロチロと精液を舐めとっていく。
少しでも残っていれば死につながる……その恐れが彼女のその舌の動きにも反映し、
絶妙の舌さばきである。ンフゥ、ンフゥンッ、ンンッ!鼻で卑猥な声を出しながら舐め続けるナイメス。
赤崎の男根は再び固く反り返っていく。
「ンフフ、もういいですわ。さあ、どうぞお好きになさって。」
舐めとり終わったナイメスは顔にかかった白濁液を手でぬぐいながら、まるで誘うかのように言う。
あきらかに、パイズリされたあたりからナイメスの言動には余裕がある。
膣内に射精すればナイメスは死を待つより他ない。
それを何よりもわかっているはずなのは彼女自身だというのに。
「殊勝な心がけ、と言いたいところだが本当にいったい何を考えているんだ?」
「心外ですわね。最後くらい楽しみたいだけですわ。もう何度でもイってくださって結構ですのよ。」
「何度でもイって」そして「ザーメンの量が少ない」……ナイメスの言葉を反芻するうちに
赤崎には一つの考えに思いあたった。
「聞きたいんだがな、さっき俺の精子の量が少ないと言ったろう?ガラム星人の男はそんなに多いのか。」
濡れに濡れた秘所に勃起した男根を突っ込まれると思いきや、
突然の質問されたので興を殺がれ少し不機嫌になりながらナイメスは答える。
「ウフフ、気になさってたんですの。そうですわねぇ、ショックかもしれませんがクレイバン、
 あなたの七倍はあるかしら。なんせ、溜めに溜めたザーメンを一気に放出するのですから。」
「ほう、そうなのか。じゃあ一度射精してしまったら、次にイった時にはザーメンの量はどうなるんだ。」
「少なくとも三日は何も出ませんわ。ある程度溜まるまではね。」
何を当たり前のことをこの男は聞くのだ。わざわざ説明することではないだろう。
「はははは、そうか。そういうことか。じゃあ俺はもう射精することはできないんだな。」
「何を言いたいのかわかりませんが、もちろんそうですわ。あなたは胸で挟まれイってしまった……
 どんなに頑張っても無理です。ウフフ、わたくしの勝ちですわ。
 さあ、どうします。さっさと違う方法で殺します?それとも三日お待ちになります?」
ナイメスの策では肉の快楽に溺れさせ、隙をみて殺すつもりであったがこうなれば仕方ない。
少なくとも、射精されることは避けられたのだ。
死ぬのは嫌だが、クレイバンの思惑通りにならなかったことがせめてもの救いだと彼女は考えた。


186 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:06:26 ID:QR3fBmjS
「四つん這いになれ」赤崎はナイメスの問いには答えずに彼女に命令する。
ナイメスはクレイバンがくやしくて怒り狂う姿をみたかったのに、淡々としているのが癪にさわった。
「ふん、わかりましたわ。」もう媚びる必要もない。憮然とした調子で指示通りにする。
赤崎は突き出された柔らかく、見事な張りの巨尻を両手で掴み、いきり勃った男根を挿れる用意をする。
後背位をナイメスに強制したのは、事実を彼女に伝えたとき抵抗できないようにするためであった。
「ナイメス、お前は地球人について何も知らないようだな。」
「突然、何をおっしゃいますの。」
「何故、地球人の射精時の精子の量が少ないのか。それはな、何度でも射精が可能だからだよ。」
ビクゥ!!ナイメスの身体が震えるのが掴んだ尻から伝わってくる。
「嘘ですわ。そんなのは、嘘です。」
「確かめたこともないんだろう?男なんて地球の男なんてゴミ同然だものな。
 いいさ、自分の身体で確かめてみればいい。」
「ヒィィィッ!!」
そういうと、彼女の濡れた肉壷の奥まで一気に刺し貫く。
恐怖のためか、いやよほどの名器なのか締めつけがすごい。
必死に逃げようとするナイメスの細い腰を掴み、何度もピストン運動を繰り返す。
「アハァン、イヤイヤ、嘘ぉぉ、イヤ、嘘、いや、いやいやぁぁぁ」
重力には逆らえず、地面にまさに擦れんとする爆乳が上下に激しく揺れる。
「ダメェ、ダメェ、アフゥン、そんなぁ、イヤぁぁぁン」
考えてみれば、一度しか射精できなければ胸でイかせることをあのクレイバンが
承諾するはずはない。本当に、本当にそうなのだ。ナイメスは快楽と恐怖で狂ってしまいそうだった。
腰から胸に手を持っていき、揺れ動く豊満な胸を揉みしだきながらペニスを出し入れする。
既に勃起状態のクリトリスにペニスが何度もあたり、刺激が倍増される。
「ハゥン、ハァァァン、イイィ、イイヤ、イイィィィン!!」
射精されたら死ぬ。しかし、その恐怖よりも快感がナイメスの心と身体を支配していく。
パンッパンッパンッパンッ 肉と肉がぶつかりあう音が部屋中にこだまする。
「アァン、アァンアアン、イっちゃう、いあああああああああっ!」
赤崎の激しいストロークに耐え切れずナイメスがまずイく。赤崎もそろそろ我慢の限界にきていた。
「ナイメス。これでお前も最後だ。
 家族の、茂也のそして子供たちの、お前に殺された皆の思いを受け取れ!!」
「イヒィイィ、イかないで、イかないで、イかないでぇえええ!!」
「死ねナイメス!!!」
恐怖のためナイメス括約筋がペニスをギチギチに締めつけ、赤崎は強烈な快感と共に絶頂を迎える。
ドクッ、ドクッ、ドクッ…ナイメスの子宮に赤崎の精が注ぎ込まれた。
ズポッ 赤崎は自らの男根を引き抜き、ナイメスから離れる。
「あ、ああ、あぁぁぁあ……」彼女は射精された事実を受け入れられず放心状態だ。
数秒後、ナイメスの身体が跳ねた。ビクンビクンと痙攣を繰り返す。
「ギヒィィィィッ」
ナイメスは身体をかきむしる。彼女の爪が白く美しい肌をひっかきまわし、血で染めていく。
「アギギギ、グヒャアアア」
そこに彼女の妖艶な声は存在しない。濁った声をあげ、のたうちまわる。
「ガグギィィィィ」
白目をむき、よだれをたらし、ナイメスはその顔を苦痛に歪めている。
赤崎は苦しむナイメスを冷静にみつめながら、殺された人々を、
そしてレンナル帝国との戦いの日々思い起こしていた。
「ゴロジデぇ、ゴロジデェグダザイィィィ」
痙攣を繰り返し、血みどろになったナイメスの叫びが赤崎に届く。
「お前が、今までやってきたことの報いだ。十分苦しめ。」
「イギャァァァァ、オネガギィィィィ」
赤崎は彼女の醜態を目の当たりにしてひどく虚しくなる。
今までのナイメスのやってきたことを考えればこの程度の苦しみでは生ぬるいともいえた。
しかし、赤崎には赤崎は非情になりきれなかった。

『炎結』

再びクレイバンとなった赤崎は破壊されたゴーグル部分から苦しみのたうつナイメスをみつめ呟く。
「逝かせてやるよ」

「デッドクロス!!」
叫びとともに、ナイメスの真上にレーザー状の十字架があらわれ、
ナイメスの身体が空中に浮かんだかと思うと、その十字架に磔になる。

クレイバンがナイメスにむけて走り出す。
「クレイバンダイナミックアタック!!」
血まみれの裸体、その胸元にクレイバンのパンチが叩き込まれた。

「ガハァァァァァァンッ!!」
胸を貫かれ絶命するナイメス。十字架が高熱を発し彼女の肉体を消滅させていく。
レンナル帝国最高幹部ナイメスの最期であった。
「茂也、仇はとったぞ。安らかに眠ってくれ」
クレイバンは茂也の亡骸を抱き、アジトを後にする。

残る敵はレンナル帝国の母船「レナス・ジール」にいる女帝ノールのみ。
しかし、今だけは戦いを忘れて茂也と子供たちのために泣くことにした。


















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