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作者:クレイバンの人、通称クレイさん
投稿日時:2005/04/25(月) 05:22:01
備考:カイリ君初登場。



「あらら、こうも見事にやってくれるとはね。」
場所は深い森の中にある洞窟。
旅人や近隣の村を襲って金品を強奪、時には命までも奪う盗賊団の隠れ家となっていた。
しかし、その隠れ家に動く者は今や二人だけ……
洞窟内は十数体にも及ぶ盗賊達の骸、そして彼らの流した血の臭いで覆いつくされていた。
「あんた、何かあたいたちに恨みでもあんのかい。」
盗賊団の女首領がこの惨状の原因である男にむかって問いかける。
首領であるレシンダは外見は二十代の後半といったところ。
切れ長の目に銀の髪が特徴的な肉感的な女である。
右手にはナイフ、身を包むのは胸を隠す薄手の布と擦り切れ、太股があらわになるほど短いパンツのみ。
その他に彼女を着飾るものはなく、鍛え上げられた肢体を臆面もなく晒している。
「盗賊に恨みを持つ者がいても何の不思議もないだろう…… 十日前にメイル……ある男がこの辺りで殺された。
 四肢を切断された無残な姿で往来に投げ捨てられていた、覚えがあるだろう」
黒髪と彫りの深い顔立ちの青年は村人が着るような服装に皮鎧を上半分だけ着込んでおり、
その手にはここにいる十数人もの盗賊団の命を奪った業物の剣が握られている。
「十日前ねぇ……あぁ、あの男か女かもわからないヒョロイ男ね。
『盗賊行為なんてやめて、貴方達も立派な仕事につきなさい』なーんて自分の置かれた
 状況完全にわかってなくて説教たれるもんだから、頭にきちゃってね。
 あんまし殺すことないんだけど、もう思いつく限り残酷な方法で殺しちゃったわ。
 腕も足もちょんぎったのにまだしぶとく生きててね。最期は『助けてカイリィ!』って
 あ、あれ、カイリって何のことかと思ったけど、ひょっとしたらあんたのこと?」
カイリと呼ばれた青年は親友であったメイルへの残虐行為、それを何の罪悪感もなく
楽しそうに話すレシンダに、そして救えなかった自分に対する怒りから、完全に頭に血がのぼる。
「死ね!!」
レシンダの息の根を止めようと一直線に襲い掛かる。
今まで十数人を不意打ちに近いとはいえ、かすり傷一つなく殺した剣技はそこにはみられない。
ただ、ただ殺すことだけを考えた突進である。
相手が素人ならばどうにかなったかもしれないが、相手は盗賊団を束ねる首領。
カイリの刺突はかわされ、そのすれ違い様、ナイフで左手を斬り付けられる。
「くっ!」
「はは、大したことないねえ。」レシンダが嘲り笑う。
幸い致命傷ではない、カイトは一撃を加えられた時点で冷静さを取り戻していた。
この女は確かにすばしっこいが、自分が手に負えないほどではない。
息を整えて再び斬りかかろうとした時、視界が歪み、身体に痺れを覚える。
「あはは、このナイフには痺れ薬が塗ってあったのさ。どうやら効いてきたようだね。」
レシンダは笑みを浮かべると急に動きの鈍くなったカイリに近づいてくる。
「ふふん、さぁさぁもう剣が届く距離だよ。ほらほら斬れるんなら斬ってみな」
挑発するレシンダにカイリは今にも倒れそうな身体に無理やり命令し、剣を振り下ろす。
あっさりとかわすレシンダ。
「ふん、そんなノロくちゃ虫一匹殺せないよ!!」
そういうやいなや、肌と肌が触れ合うほどの間合いに詰め寄り、
もう身体を支えることも難しくなったカイリを腕と足を巧みに使って転ばせる。
「がっ」
受身さえ取れなくなったカイリは頭部と背面をもろに地面に叩きつけられ、
一瞬意識を失う。しかし、ここで意識を手放せばあとに残るのは死のみ。
カイリはなんとか数瞬後には回復し、現状の確認を行おうとする。
その時腹部に重みを感じた。そうレシンダはカイリを転ばせるや、すぐにマウントをとっていたのだ。
彼女の右手にはナイフ、かたやカイリは剣を転ばされた時にどこかへやってしまっていた。
「ふふ、絶体絶命だねぇ。」
ニヤニヤと卑しげな笑みをこぼす。この圧倒的優位の状況が嬉しくてしょうがないようだ。
「くっそぉ……」
友の仇も討てず、命を散らす事が悔しくて涙がでてきそうになる。
しかし、それをこらえて必死にレシンダを睨みつける。
「いいよぉ、その眼ぇ!あたい恨まれてるんだねえ。
 そっかぁあんたのお友達を殺した張本人だもんねぇ。そりゃ悔しいよねえ。けど!!」
そういうと、右手のナイフではなく空いた左手で拳をつくってカイリの顔面を殴りつける。
「あたいも大切な手下をあんんたに殺されちゃったんだよ。
 こっちが十三人で、そっちが一人なんて割があわないじゃないか。」
自分たちの所業の数々を完全に棚において、カイリを責める。
もはや、レシンダに盗賊行為に対する罪の意識などはない。
なおも、数発レシンダはカイリを殴りつける。身体が思うように動かないばかりか、
マウントをとられたこの状況ではなんの反撃も防御もできない。
口から、鼻からも血がでて、思うように息もできなくなってきた。
「ち、く……」
「ち、く?なんだい、畜生?あはは、もう愚痴をこぼすことしかできないのかい。
 嬉しいのか、残念なのかわからないけど、簡単に死ねるなんて思わないこったね。
 いたぶりつくして殺してあげるからさぁ。」
愉悦に顔を歪ませ、これからどうこの玩具を使って遊ぼうかと手を休め思案する。
カイリは朦朧とするなかでなんら意識的ではなかったが、
レシンダの胸を覆い隠すだけの薄手の布からこぼれ落ちそうな乳房を凝視していた。


         ただ、この行動が両者の運命をわけることになる。

視線に気付いたレシンダは少し不機嫌そうな顔をつくると
「なんだい、あんたもやっぱり男だねえ。こんな状況になっても胸が気になるのかい?」
「ち…が…」
「ちがうことなんかあるもんかい!!そのいやらしい眼がすべてを語ってるよ、あはは馬鹿だねぇ」
本当にカイトはそんな気は毛頭なかった。友を、メイルを殺した女を
「女性」としてみられるはずはなかった。ただ、たまたま泳いだ目線の先がレシンダの胸だっただけだ。
しかし、勘違いしたレシンダは何かを思いついたのか、いやらしい表情を浮かべる。
「そうだ、あんた顔はいいしね。犯したあとに殺したげるよ。
 うちの手下共はブサイクばかりだったから、ヤりたくもなくてさ、男日照りが続いていたんだ。」
「や…めろ」
犯された後に殺されるなどという屈辱は耐え切れない。ただ殺された方がマシだ。
心の底からの想いを必死で言葉を紡ぐ。
「あんたに拒否する権利なんてないよ。それにもっと嬉しそうな顔をしな!
 このレシンダ様が直々に犯ってあげるっていうんだから。あんたももう固くしてるんだろ?」
そう言うと、ズボンごしに男根を握ろうとする。しかし、特に固くはなっていない。
カイトには全くその気はなかったのだから仕方のないことであった。
しかし、その事実はレシンダの女としてのプライドを傷つけ、彼女の歪んだ欲望に火をつけることになる。
「フニャチンのままとは…舐められたもんだねぇ。わかった、あんたがその気なら徹底的に犯したげるよ」
レシンダは胸に巻きつけた薄手の布を左手で無造作にひきちぎる。
抑えつけられていた両乳房が勢いよく飛び出した。ウォーターメロンに匹敵するほど大きく、
しかしとても柔らかそうな熟れた乳房、そしてその上にのったピンク色の乳首。
こんなジメジメとした洞窟では到底お目にかからないものである。
「どうだい、触ってみたいだろう?」
右手は万一のためにナイフを握ったままだが、空手である左手でその乳房を揉みはじめる。
淫靡にその形を変える爆乳はカイトを挑発する。
カイトはもう二十歳になる。しかし修行に明け暮れる毎日であった為、いまだ童貞であった。
いくら、ここで反応すれば友に申し開きができないと心を冷静に保とうとしても無理がある。
その乳房と、揉みながら時折漏れるレシンダの卑猥な声にカイリの息子は抑えがきかなくなっていった。
「んふふ、さてと今度はどうかな。」
数分続いた挑発行為の成果を確かめようとレシンダは再びを左手を股間に持っていく。
そこには、固くなったモノがあった。
「あははははは!なんだいなんだい、あんたの友達を殺した女にアソコが反応しちゃってるよぉ。
 復讐だのなんだのいっちゃってくれてたけど、あんたそんな資格全くないねぇ」
嬉しそうにレシンダはカイリを言葉で責める。
「さあて、じゃあ今度は直接拝ませてもらうことにしようか。」
ナイフでズボンを肌を傷つけないよう器用に切り裂くと、固くなり上向きになった
カイリの男根が姿をあらわした。
「なかなか、いいもの持ってるじゃないか。
 しっかし、なーんか小奇麗だねぇ。ひょっとしたら童貞だとか?」
特にレシンダは意図を持っての言葉ではなかったが、カイリは図星を指された為に顔がヒクついてしまう。
「本当にそうなのかい。ふふふ、そっか初物なんだね、このチンコは、じゃあ味でも確かめてみようか。」
そう言うとレシンダは口でカイリの男根を咥える。
もちろん、口に咥えこまれるなどという行為を体験することもカイリにとっては初めてであった。
全身に快感が駆け巡り、「はぁ…」と情けない喘ぎ声を上げてしまう。
咥えられただけでもこんな状態なのに、なおも、レシンダはピストン運動を繰り返す。
いかにも慣れた動きでどんどん、気持ちよくなっていく。
免疫のない、カイリは今にもイきそうになっていった。
「ふぅふぅふぅんんん・・・」こらえようとしても声が漏れてしまう。
復讐もなにも考えられなくなっていく。
「あ、あ、ああぁ」
ドピュッドピュッドピュッピュピュ!!
復讐に燃えるあまり、自慰もしていなかったことも手伝ってか、
濃厚な白いスープがレシンダの口腔に大量に発射される。
そのいくらかを嚥下し、残りはこぼれ落ちる。
「あーららあ、イっちゃったねえ。復讐すべき、憎い女の口でイっちゃったねえ。
 あの世で何だっけ、そうメイル君が怒ってるよ!『何してるんだ』って!
 あんた何もコラえずにイっちゃったもんねぇ。情けないねえ本当に!」
「ちく……ちっく………畜生……」
情けない自分が嫌で涙がこぼれ落ちる。身体も動かずやりたい放題にされる自分が許せなかった。
「いい、いいよぉ。あんたのその顔。最高だ、悔しいよね悔しいよねぇ。
 なんかその顔みてるだけで濡れてきちゃったよ。
 ねえ、もっともっとそんな顔見せとくれよ」
嗜虐趣味のあるレシンダはこの強い男が涙を流すことにたまらない刺激を感じていた。
言葉だけでなく、彼女の会陰からは淫水がトロトロと流れ落ち、下着が濡れはじめていた。
「さあて、次はどうするかね……そうだあんた胸好きだったよね。うん、このお乳で今度はイかせてやるよぉ」
もう、万一のことはないと思ったのか、ずっと持っていたナイフを傍らに置く。両手を自由にする。
そして再び馬乗りになり、今度はそのたわわに実った乳房をカイリの顔にすりつける。
「どう・・・んん・・だい。あんたが欲しがってたお乳だよ。気持ちいいだろう。」
「あ、ああ」
気持ちよくないといえば、嘘になる。憎い、殺したいという感情に偽りはなかったが、
その肉の快楽を否定する根拠にはなりえなかった。
レシンダはカイリの顔を胸の谷間に挟み込み、顔を埋めさせると、両手で胸を押さえつけたり離したりする。
「ほうら、もう最高だろう。いいよいいよ。どうせ、あと少しで死んじゃうんだ。
 何も考えずに気持ちよくなりな。」
もし、両手が動けば、何も考えずに自らの手でこの爆乳を揉みしだいたかもしれない。
それほどまでの快楽であった…………うん?その時、さっきまでこれっぽっちも動かなくなっていた
手がかろうじて動かせることにカイリは気付く。
まだ完全ではなかったが、さっきよりはだいぶマシだった。
どうやら、ナイフに塗られた薬の効き目がなくなってきているらしい。
レシンダはカイリを犯し殺すという行為に興奮し、
今も胸で挟み込むことでカイリを辱めることに没頭しすぎて、その事に気付いていない。
カイリにとってこれはチャンスであった。
「どうだい、気持ちよかったろぉ!!」
よっぽど溜まっていたのか、性欲に完全に狂ってしまっているレシンダは
数分に及ぶ胸による責めの後、カイリに聞いてくる。
一時は肉欲に溺れてしまいそうになったカイリだったが、勝機がでてきたことからかなり冷静になっていた。
しかし、それをレシンダに勘付かれるわけにはいかない。
恍惚な表情を浮かべ、あたかも、レシンダを欲しているような声を漏らす。
「いいねぇ。その表情!!あんたも復讐なんてするよりも
 気持ちいいことばっかり考えてたらよかったんだよ。」
よだれをたらし、だらしない顔でそううそぶく。
「けどまあ、遅いけどね。あんたはここで私に犯されながら死ぬんだ…
 ああ、ああ、もう我慢できないぃぃ!!」
この状況は彼女にとって最高の快楽をもたらすらしく、
自分の胸を揉みながら軽くレシンダはイク。
「はぁはぁはぁ、フフフ。そろそろ本番といこうかね。」
脱ぐということさえ面倒なのか、置いてあったナイフでパンツを切り裂き、会陰をあらわにする。
カイリは冷静になったとはいえ、肉体的な反応を抑えられるわけではなく、
先程のレシンダの行為によってカイリの男根は再び立派にいきり勃っていた。
「うん、んふぅ、はぁーんん……!!」
もうグショグショに濡れていたアソコでゆっくりとカイリのそれに迎え入れる。
「ああん、いい!入ったよ、入った。、これであんたも童貞卒業だよ。
 まあ悲しいことに人生も卒業だけどねぇ……。
 そうさね、私がイく瞬間にあんたを逝かせることにしようか。」
そういうと、置いてあったナイフを再び手に持つ。
「じゃあ、あんたも気持ちよくなるんだよ、いくらイってもいいからね。
 それがせめてものあの世への手向けだよ、感謝しな!!」
そういうと、騎乗位のまま上下に動きはじめる。
「ハァアン、ハゥン、ハァアアアアン、いいよいぃぃい最高だよあんたぁ」
レシンダの上下運動によって激しく揺れる胸、淫靡に卑猥に揺れ動く。
「アフゥン、アァァ、アアアァァアァンンン」
どうやら絶頂も近そうだ。油断しきっているのか目をつぶって感じることに専念している。
今しかない!!
だらしなく下がった右手首を全ての力をふりしぼり殴りつけ、ナイフを落とさせる。
「ひぎゃっ!」
痛みに驚き、カイリの男根から思わず会陰を引き抜き立ち上がる。
その瞬間、レシンダがカイリにかけていた体重がなくなる。
カイリは勢いよく半身を起こし、目の前にあるレシンダの陰部に拳を突き入れる。
「あぎぃぃ」
股間をおさえてうずくまるレシンダ、彼女が落としたナイフを手に立ち上がるカイリ。
「形成逆転だな」
まだ、痺れの残る身体ではあったが、それを悟らせないようレシンダを見下ろしながら冷静に呟く。
レシンダは痛みを必死でこらえながら、状況が一変したことに愕然とする。
カイリは反撃を防ぐため、ナイフをレシンダの背中に軽く斬りつける。
「あうぅぅ」
「さて、今度はお前が死の恐怖に苦しむ番だ。」
即効性のため、すぐに効果があらわれ身体の自由がきかなくなってくる。
「ああ、やめ……て」
レシンダの言葉を聞くと、カイリは背を向けて歩き出す。
内心、見逃してくれるのかと安堵したものの、すぐにそれが勘違いだとわかった。
カイリは先程の戦いの中で落とした自分の剣を取りにいっただけだった。
「メイルは四肢を切断されたんだっけな?」
そう特にレシンダに問いかけるというでもなく一人言のように呟く。
「ひ、ひひぃぃぃ」
その言葉が自分にどういう結果をもたらすのかを想像してレシンダの顔は恐怖に歪む。
カイリが剣を手に持ち近づいてくる。
先程まで、『坊や』という印象しかなかったが、今はレシンダにはカイリが『死神』にみえた。
「ゆ、許し………て」
「もちろん………駄目だね。女だからといって容赦はしない。お前が一番の元凶だしな。
 ただ、腕や足を切断するなんていう残虐な方法はとらないでやるよ。
 俺はお前ら盗賊なんていう下賤な輩と違って『剣士』だから。」
もう、生きるなんていうことは叶わないことをレシンダは知る。
そして、今まで殺してきた者達の恐怖がはじめてわかった。
「さて、と。選ばせてやるよ。首を落とすか、心臓を一突きか。できるだけ楽に殺してやる」
そんなもの選べるわけがない。どっちにしろ死ぬことに変わりはないのだ…………

そうだ!何か閃いたのかレシンダは一縷の望みをかけて、痺れる口から必死に言葉を吐き出す。
「ね……ぇ。私………さ、さっき………イって…ない…の…よ。一度も。だから………
 おねが……い。イか…せてから殺し…………て」
そう、これなら相手もあたいと同じように油断するかもしれない。
可能性としては無いに等しかったが、このまま死ぬよりもはるかにましだとレシンダは考えた。
「……いいだろう」
カイリは剣を万一にも拾われないように遠くに投げ捨て、再びナイフを持ってレシンダの傍に行く。
しかし、レシンダの最後の望みはすぐに絶たれる。
カイリはそばによるとナイフで何度も軽くではあるが、身体を斬りつけられたのだ。
痛みも恐怖で麻痺しているためかあまり感じなかったが、
ナイフの毒により肢体の麻痺とともに意識が朦朧とした。
同じような轍は踏まないようにカイリは細心の注意を払ったのである。
レシンダは仰向けに寝かされ、さっきとは逆の体勢となる。
片方にはナイフを持ち、もう片方で手に収まりきらないほどの大きな胸をゆっくりと揉みしだく。
身体のほとんどがボゥっとしているために、鈍くはあったが、
ゆっくりとレシンダの身体を快感が支配してくる。
「あ……あぁ」
声が漏れる。レシンダにはもう時間の感覚さえ曖昧になっていたが、
どんどんと気持ちよくなっていった。
カイリは憎い仇ではあったが、戦った相手に敬意を示すことは忘れない。
それが『剣士』である資格だと思っているからだ。だからこそ、レシンダの無理な要求も呑んだのだ。
胸を揉むこと、そしてレシンダの喘ぎで固くなったカイリのモノを濡れきった会陰に挿入しようとする。
ただ、カイリは経験がない為か、なかなか入らない。
しかし、その会陰のまわりを刺激する行為がレシンダにまた違った悦をもたらす。
「いい……いいよぉ…あん…たぁ」
もう、恐怖を感じる回路がおかしくなってしまったのかレシンダはただ肉欲に身を任せている。
「あひぃぃぃぃぃ!!」
やっとカイリは固くなったそれを挿れることに成功する。
義務的にやっているとはいえ、膣の締め付けに童貞のカイリが耐え切れるはずもない。
「うぅぅ」イってしまうのを耐えながらピストン運動を繰り返す。
「イヒィ、アァァン、アン、アァァアアアアアアアア!!」
そろそろレシンダもイくようだ。
カイリももう耐え切れなくなっていた。
「イクゥゥゥゥゥ!!」という叫びとともにレシンダが果てるのと…カイリの膣内への射精と………
そして、カイリのナイフがレシンダのまるで揺れ動く大きな乳房を避けて心の臓を突き刺すのは同時であった。
快楽の最中に逝ったレシンダからカイリは男根とナイフを引き抜く。
レシンダは悦に顔を歪めたまま死んでいた。
何の罪もない村人達を苦しめ親友を殺した女の最期だった。
カイリの表情には喜びも哀しみもない。
ただ、裸であっては何もできない。まずは何もいわぬ骸から服を奪い取り着込む。
そして、このまま立ち去るか、この盗賊団を弔ってやるかを考えた…………
                                                 了


















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