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作者:初代スレ543=564氏
投稿日時:2006/05/01(月) 20:17:10
備考:ダークエルフを殺しまくり。


とにかくできる限り隠密行動を保たねばならない。
青年は二人のダークエルフの屍骸を茂みに隠すと、近くの高木に登った。
いた・・・また二人、ダークエルフが歩いてくる。
前の二人とは違って明らかに周囲を警戒している。やはり聞きつけられたか。
頭の悪い半動物的な種族と違って、ダークエルフは常に二人一組で行動する。
彼にとっても非常にやり辛い相手であった。
「確かにこの辺だったわ。叫び声が聞こえたのよ」
「あなた耳が利くのねえ。わかった、私が見てくるわ」
「私はどうすればいいの?」
「あなたは私を見てて。せっかくこんなところへきたんだから・・・ね?」
そういうと相手の唇を引き寄せ、熱っぽい接吻を交わす。そして茂みに分け入っていった。
残った方は相方の後ろ姿を、いとおしくてたまらないという感じで見つめている。
青年にとっては都合のいいことだが、いずれにせよ彼には待っている時間はなかった。

彼は、狙い澄まして木の上からダークエルフに飛び掛った。
ダークエルフは気配を感じ振り向いたが、よける間もなく体当たりを喰らって地面に仰向けに叩きつけられる。
豊満な体をクッションに着地した青年は、ダークエルフの口を塞ぎ、その左胸に短剣を振り落とした。
ズン!と音がしてダークエルフの体を冷たい刃が貫通する。あまりの強さに下半身が撥ね上がる。
素早く短剣を引き抜き茂みに目をやる。
「フレミア?今の音は何?」と言いながらもう一人のダークエルフが顔を出した。
その瞬間、青年の投げた短剣が彼女の額に突き立った。目を見開き、声も立てられぬまま
大きく仰け反ると、激しく痙攣しながら仰向けに崩れ落ちた。

どうやら他の者に感付かれずに済んだようだ。
確実に即死したにもかかわらずなおも痙攣を繰り返すダークエルフの体を無理矢理押さえつけて
短剣を引き抜くと、青年はキャンプに向かって歩を進める。
つまらぬ時間の無駄をしてしまった。急がなければ・・・
「ンフゥッ」後ろから口を塞がれ、ダークエルフは短く吐息を漏らす。
一瞬相棒が抱きついてきたのかと思ったが、その体ががっしりとした男のものであることに気付く。
だが彼女が取り乱すひまも無いうちに、豊かな左乳房の付け根に斜め下から冷たい金属の塊が挿入され、
心臓を突き破った。全身に衝撃が走り、体が激しく引きつける。
苦しみに悶えながら必死に助けを呼ぼうとするが、口と体を押さえつけている力は尋常ではなく、
虚しく手足をバタつかせるだけに終わった。意識が完全に無くなる直前に彼女の視界に映ったのは、
同じように心臓を突かれて動かなくなった相棒の骸だった。

痙攣の収まったダークエルフの体を静かに地面に下ろし、青年は更にキャンプの奥へと歩み入る。
彼は焦っていた。既に半分程の見張りを倒したが、ここに捕らわれている筈の彼の婚約者、
純粋エルフのグルトヒルデを一向に見つけられないのだ。しかもそろそろ夜明けが近い。
間もなく出撃中の主力部隊が帰還する筈である。そうなれば彼女達はここで起こっていることを知り、
グルトヒルデは即座に、彼の手の届かないところへ移されるだろう。

なにも彼は自分の都合だけで行動しているわけではなかった。
グルトヒルデと自分が深い愛情で結ばれているのは確かだが、それだけではない。
二人はそれぞれ神々の祝福を受けた「選ばれた」存在で、グルトヒルデには女神達の、
そして自分には男神たちの力が宿っている。この二人が交わり、成した子は全ての神々の力を授かった
究極の戦士として、天上界を永遠に守護するのである。
要するに、グルトヒルデを失うことは天上の神々の弱体化につながるのであった。

彼は静かに、ひときわ大きな幕舎に近付いた。
二人の見張りが出入り口を固めている。恐らく、将官クラスの人物が中にいるのであろう。
最早グルトヒルデがいるとしたらあの中だけである。なるべく手の出したくない場所だったのだが・・・
青年は意を決して飛び出す体勢を整える。最早隠密性など望むべくもないのである。

「ヒューーーッ!」というかん高い笛の音のような音が森に響き渡った。
幕舎の見張りにあたっていたダークエルフは突然間近で轟いたその音に驚き振り返る。
そこには咽喉から鮮血を噴き出させだらしなく舌を垂らし、ガクガクと膝をビクつかせながらくずおれる同僚の姿があった。
そして彼女が身構える間も無く、上方から一人の人間が落下して来た。たくましい両足が彼女の首に巻きつく。
「ゴリッ!」という鈍く痛々しい音が鳴り、頸骨が破壊される。首が半回転した状態で解放された彼女の体は
糸の抜けた操り人形のようにへたり込み、股間からは黄金色の水が溢れ出していた。

青年は幕者の中に飛び込んだ。中には四人のエルフがいた。三人は紫の肌に豊満な体、銀色に輝く髪。ダークエルフである。
そして今一人は非常に華奢な体つきに透き通るような白い肌と優しく柔らかな樫の木を思わせる栗色の髪、
黒く大きく、慈しみと哀しみを湛えた、吸い込まれるような瞳をそなえている。
彼の愛しい想い人、純粋エルフのグルトヒルデであった。
もっとも、彼は彼女とはまだ何もしていない。彼女の神秘的な可憐さを前に、手を触れるだけで彼女を傷つけてしまうような
気がして踏みとどまっていたのである。
それだけに、彼は今の状況に激怒した。
グルトヒルデは首と両手足に鉄の輪を嵌められ、鎖で鉄格子つきの檻につながれていた。
衣服はすべて剥がされ、全身に痣や傷を作り、目尻に涙の跡をつくり開きっぱなしの瞳は焦点が定まっておらず、呼吸も
弱々しいまま床に伏せっている。
そして三人のダークエルフのうち二人は手に小さな棘のついた鞭を持っており、それには血がべっとりとついていた。
しかしそれ以上に彼が激怒したのは、グルトヒルデの慎ましげな秘部から血が流れ出ていることであった。
よほど濃密な快楽の時間を送っていたのだろう、三人とも必要以上に驚いているようにみえる。
チャンスであったが、いずれにせよ彼はためらうつもりはないのであった。

彼は瞬時に飛び掛った。
二人のダークエルフは鞭を振るい応戦しようとするが、鞭というものは狭い室内では拷問ならともかく
戦闘に使うのには非常に不便である。
もっとも二人が鞭を振るうより早く、青年はそのうちの一人に飛びついていた。素早く「神々のダガー」を
ダークエルフの頭頂部に真っ直ぐに突き刺し、引き抜く。
「げう!」短く声を発してダークエルフは崩れ落ち、尻を天に突き上げるような姿勢で床に突っ伏した。
次のダークエルフに狙いを定める。彼女の振るう鞭を短剣で両断すると、神業的な速さで距離を詰める。
武器を失ったダークエルフは「ひぃっ」と情けない声を発して逃れようとしたが、無論全く無駄なことであった。
腰を抜かして後ろ向きに逃げようとするダークエルフをおもいきり蹴り倒す。ダークエルフが膝を突き四つん這いになると、
うなじより少し下のあたりに短剣を突き刺し、一気に尻まで引き下ろした。一瞬のけぞった後、口をパクパクさせながら
うつ伏せに倒れ込む。脊髄を切り裂かれたダークエルフの体は血飛沫を噴き出しながら痙攣を繰り返す。
彼は最後の一人を睨み据えた。慌てて指揮官用の長剣を手に取った様だが、あまり使い慣れてはいないようだ。
これまでの見張りに較べ、若干豪華な装身具を身に着けている(といっても露出度は相変わらずだが)。
恐らく軍団長の二人の副官のうちの一人であろう。勿論彼は話し掛けて確認する気などさらさら無かった。
彼女の持った長剣の柄の部分に、大量の血が付着していたのである。彼は腰を低く身構えた。
ふと一瞬、冷静な気分になる。指揮官のくせに相当おびえているようだ。自分は彼女の目にどう映っているのだろう。
無論彼が迷ったりするはずも無い。奴等にとって俺が死神か何かに見えたとしたら面白い話だ、
奴等自身が死神の使いの筈なのに。などと思っただけである。
と、相手は驚くべき行動に出た。彼女はほとんどぴくりとも動かないグルトヒルデに向かって長剣を振り上げたのである。
自分の死が避けられないと見るや、弱い者を道連れにしようとする。まさに最低な種族である。
青年は短剣を投げつけた。空気を裂くような速さで短剣が飛び、ダークエルフの腹部に突き刺さる。
「うぐっ!」彼女の動きが一瞬止まったのを見逃さず彼はその懐に飛び込んで短剣を引き抜き、
悶えるダークエルフの陰部に突き刺した。
言葉にならない絶叫が響き渡る。必死に引き抜こうとするが、青年は残酷な表情で彼女の両腕を掴み上げる。
陰部から血の混じった小水を垂れ流しながら胸を、尻を激しく振りつつ悶えるダークエルフ。
彼の心はだんだんと虚しさを覚えていた。怒りと、彼女への想いに駆り立てられたとはいえ、
純粋なグルトヒルデの目の前でこういうことをすること自体が彼女への冒涜なのである。
彼はダークエルフの陰部に突き刺さった短剣を引き抜くと、猶も苦しみ悶えている彼女の首を瞬時に掻き切った。
苦痛の表情のまま転がる生首。しかしいずれにせよ、彼女は苦痛から解放されたのである。

気を落ち着けると、彼はグルトヒルデの拘束を解きにかかる。一刻も早く、彼女の安全を確保しなくては・・・


















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